響いた言葉の集まり! 傾聴考え方編

響いた言葉の集まり
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「今どんな気持ちですか?」(考え方編)


どういうこと??

「傾聴」
聞き慣れないけど
どこかで聞いたことある言葉ですよね

  1. 無条件の肯定的配慮(姿勢)
  2. 共感的理解(認識)
  3. 自己一致(感情)

上記が傾聴の3大原則です
カウンセラーやマネジメント関連の学習をする際に
頻出します

人の話を聴こうとすればするほど
その難しさを実感します
多分傾聴は人類の永遠のテーマですよね

でも傾聴の姿勢・認識・感情を
一つにまとめられるとても便利で有効な
魔法の言葉があります

「今どんな気持ちですか?」

「今どんな気持ちですか?」が魔法の言葉である理由

「傾聴」が効果を発揮する場面て
どんな場面でしょう?

相手がやる気に満ち溢れている時
相手が元気いっぱいな時
相手が幸せな時
→「傾聴」はあまりお呼びではございません
(もちろん有効ではあることに違いありませんが)

なぜなら
相手が自分自身で明るく楽しく幸せな時間を
続けていけるエネルギーがあるからです

そうです
カウンセリングや傾聴は
(諸説ありますが、シンプルに言うと)
相手の方が
「元気になって未来を見つめる」
ということを一つのゴールにしています

ということは…

相手が仕事や学校で自信を失っている時
相手が人間関係に悩んでいる時
相手に悲しいことがあった時
→「傾聴」がその人の心を少し楽にします

悩みとは
「自分の理想」と「現実」の間に
ギャップがあるもしくは
ギャップがあると思っている状態です


悩みは
手でもなく足でもなく
「心(気持ち)」がギャップという痛みを
感じていることだと思います

「今どんな気持ちですか?」

こう問いかけられた瞬間から
悩んでいたその人は
自分に問いかけはじめます
「俺は(私は)どんな気持ちだろう?」

その後に出てくる言葉は
もしかしたら悩んでいるその人にとって
世界で一番必要な言葉かもしれない

つまり
「今どんな気持ちですか?」
の問いかけの後に出てくる相手の言葉こそが
相手が明日を元気に過ごすために
最も必要な言葉かもしれません

「今どんな気持ちですか?」の使い方

実際のカウンセリング研修の場面を記事にしました↓

結論

「今どんな気持ちですか?」は
その人にとって最も大事な問いかけです


人は自分への
問いかけの後に
出てくる自分の言葉に
勇気づけられ
元気づけられ
動機づけられていきます

他人を変えることができなくても
周りの状況を変えることができなくても
自分の行動や考え方は
自分で変えることができます

「今どんな気持ちですか?
問いかけは
その人自身が自らの考えを見つめる
とても大きなきっかけとなります

まとめ

「今どんな気持ちですか?」
って聞かれたことはありますか?

多分ほとんどないと思います

人の話を聞く時
いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どんな風に
5W1Hをメインに
その内容を把握していくのが普通ですよね

例えば
「給料が減ってしまった…」と
悩んでいる人の話に対して
その悩みを聞いているあなたは
“元々いくらもらっていていくら減ったの?”
ということが気になりませんか?

でも悩みを抱えているその人は
もしかしたら
「給料が減って生活が不安」かもしれない
「給料が減ってプライドが傷ついた」かもしれない
一番話したいことは
きっとその人の気持ちの中にあるはずなんですよね

もちろん私も
「給料は元々いくら??」が一番気になります!
でも気になりながらも
あえてそれは聞かずに
「今どんな気持ちですか?」と
問いかけるのがきっと
その人の心を楽にしていくと思います

それでは

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