採用のプロになる! 企業説明会編

採用のプロになる!
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企業説明会No.1
〜前日の会場チェック〜

by 面接経験4000人の元採用担当

こんにちは
5年間で
面接経験4,000人
入社人数1,200人
元採用担当者です

今回は企業の採用活動における
「企業説明会〜前日の会場チェック〜」
について記事を書いてみました


こんな方にオススメ!こんな方は対象外!

こんな方にオススメ

  • 会社史上最も企業説明が上手くなりたい方
  • 他社の採用担当者に企業説明会で差をつけたい方

こんな方は対象外(すみません)

  • 採用担当初心者の方(1,2年目の方には不向きなコンテンツです)
    企業内で目立ちたくない方

この記事を読むとどうなる?

企業説明を聞いた学生さんがあなたの企業を選びます
社内で企業説明が評判となり目立ちます

企業説明で大事な事は何?

前日からの会場チェック

会場の場所確認
もし前日に会場に入れれば
雰囲気の確認
物品の確認
イスやテーブルの数の確認
荷物が届いているかの確認 etc

そんな確認をしているうちに…
明日会える就活生を
とても大切に思う気持ちになっていますよ

確認することが本気度を上げていく

理由

その1回の企業説明会を大切にするようになるから

人生において重要な
自分のキャリアを選んでいる
学生さんにとって

「自分のことを大切にしてくれる会社かどうか」
これは大きな判断材料です

判断するときに必ず判断材料で比較検討するもの!

日々の業務で忙しい
採用担当者は
一つの説明会を大切にする姿勢
を意識的に作り上げることが
必要です

だからわざわざ
前日に会場のチェックをすることで
自らの気持ちを
そこに持っていくのです

当日ミスが起きても後悔しないから

ミス…
それは採用業務につきものです

案内場所を間違えていた
案内時間を間違えていた
資料が足りない
パワポがうまく作動しない
体調が良くない etc

ミスはたいていの場合
準備不足です
前日の会場チェックは
準備不足の心配を失くします

確認した上での手違いに
後悔は生まれません


そんな中
もし何か手違いが起きたとしても
それは「ハプニング」です

ミスとハプニングは違う!

採用においてハプニングは
大歓迎です
(採用時のハプニングについては別の記事で紹介予定)

多くの企業の採用担当者が前日準備を避けるから

当然ながら
ビジネスマンは
無駄を省き成果を出すことが使命

企業説明会前日のチェックは
残業代がかかる
宿泊費がかかる
体力を消耗する etc

いろいろな無駄とおぼしき
事項が気になるところです

だがそこがチャンスです

いつだって常識はずれが心を感動させる

あらゆる企業や
あらゆる採用担当者が
一般的に考えるはずの常識を
はずれることができた時

採用はオリジナリティを
増していきます

反対意見

きっとあるでしょう
一つずつお答えします

「忙しい!前日から準備に時間を割いてなんかいられない!!」

忙しいですよね
確かに忙しいです
でもその忙しさの
原因や目的を考えましょう

「採用すること」
が原因であり目的です
その中で
優先順位の一位は
紛れもなく就活生への対応なはずです

「忙しくしならない」ことに対して
努力しよう!

「忙しい」
漢字は良くできています
心を亡くす…
心を亡くしてしまった採用担当者の
企業説明を
就活生は決して評価しません

「いつもの会場だから勝手が十分わかる、前日準備は必要ない!」

そう思う気持ちは
すごく理解できます
おそらくその考え方は当然です

しかし
誰もが通る思考を
あえて通らないのが
成功の鍵です 

企業説明会前日の会場チェック…
そんな特別業務を
日常業務にすれば
あなたはいつでも特別な採用担当者で
いられますよ

「上司に怒られ、同僚から白い目で見られる!」

やりたいことをやれない苦しさ

ですよね
とても気になるところです

でも私は気にしませんでした
「就活生と真剣に向き合うにはどうしたら良いか」
をいつも考えていました
それが私の仕事でしたから

結果を出しましょう!
就活生からの評価という結果を!!

就活生からの評価が社内で評判になった時
「前日に会場準備をしながら
明日会う学生さんの歓迎をしていました」

と言いましょう

どう考えても
採用プロフェッショナルの言葉です

私の実体験

私は企業説明会に
絶対の自信を持っていました

必ず就活生を魅きつけられる
必ず良い企業説明会ができる
必ず良い会社だと思ってもらえる
必ず弊社を選んでもらえる

なぜそう確信できていたかというと…

私のプレゼンが上手いから
企業説明会のコンテンツが充実していたから
会社のお土産が豪華だったから

いや…全然違います
私にテクニックや創造性は
ほとんどありませんでした

真の理由は
前日に会場チェックを怠らないくらい
翌日に出会う就活生を大切に思っていたから

です
前日に
会場チェックをしている内に
就活生を大切に思う気持ちが
醸成された

とも言えます

実は企業説明会が始まる前に
圧倒的なマインドパワーで
勝負がついてしまっているのです

人は真剣であれば真剣であるほど
心のこもった対応に感動します

きっと就活生は
目には見えなくても
私の昨日からの歓迎を
感じとってくれていたのです

前日に会場チェックする採用担当者に
心がこもっていないはずがない!
そう思い自分を奮い立たせながら
私は来る日も来る日も
翌日の企業説明会を
楽しみにしていました

結論

前日から説明会の準備をして
就活生への歓迎の気持ちを最大にしましょう

まとめ

いかがでしたか?

採用担当者は
マインドにおいて
就活生には
絶対に勝てません!

だから採用担当者は
せめて
「行動」で
就活生に勝つのです

くれぐれも注意いただきたいのは…
採用プロフェッショナルになることが
企業内での出世には直結しない
ということ
(じゃあなんでこの記事を書いたのか💦)

でも
就活生の方から
たまにいただける評価は
上司から会社からの評価の
数十倍嬉しいものです


採用
それは人の心に
ダイレクトに触れる仕事です

言ってしまえば
とても簡単ですが

就活生を尊敬し
自らの仕事に誇りを持つこと

これが成功の秘訣です

それでは

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